2016年3月27日日曜日

「犬みたい」!?幼児用ハーネスに対する誤解

羽と風船があれば、空も飛べるはず。



3歳頃まで、娘には外出のとき幼児用ハーネスを付けていました。
「子供用リード」「迷子ひも」などと呼ぶこともあるようです。

1歳を過ぎて歩けるようになってから、もうすごい勢いでどっか行っちゃって、
ほんとにあっという間にどっか行っちゃって、ほとんど瞬間移動のようにどっか行っちゃって、
車にでも轢かれたらシャレにならん、ということで使うようになりました。

幼児用ハーネスについては多少は理解が進んで来たようですが、
やっぱりまだ周囲の誤解があるようで、

「子供を犬扱いするなんて」
「親がしっかり見ていればいいだけでは」
「しつけがなってない」

などと非難されることも少なくありません。

(こちらをご参考に↓)
多動児にとってハーネスは命綱です。世間の皆様のご理解をお願いします。


私個人にそういうことを言う人はいませんでしたが(コワくて言えなかっただけ?^ ^;)
子供の多動に頭を悩ませている保護者の人にはなかなかこたえる言葉でしょう。


突発的な行動をとる子供との外出は、一瞬一瞬が綱渡りです。
目を離さなければいいという意見もありますが、言うだけなら簡単です。
現実問題としてカバンから財布を出している間にいなくなることを考えれば、
何らかのツールでリスクを回避できるのなら、それに越したことはありません。

世の中、おとなしく親と手をつないでいる子供だけではないのです。


ちなみに、うちの場合はハーネスを付けていても安全ではありませんでした。
ダッシュ力が無駄に強いので、ひもがつっぱった反動でばいーーーん!後ろにバターン!となってよく泣いていました。それでも転落や交通事故よりマシかなと・・・。


見慣れないものを使っている人には、それ相応の理由があります。
幼児用ハーネスは、親が子供の安全を考えて使っていることが多いのです。
車いすに乗っている人に「なまけている」なんて言う人がいないように、
幼児用ハーネスを使っている人に「犬みたい」なんて言う人がいなくなることを願います。