そこで、ASDの人がどのように世界を見ているのかを体験できるシミュレーターが開発されたそうです。
http://synodos.jp/science/17269 |
完全にウェアラブルゲーム状態ですが、真面目な装置ですよ。
見え方の例はリンク先の記事に掲載されていますが、自閉症傾向のある人の視覚には以下のような特徴があります。
・ 明るいところはすごく明るく、暗いところはすごく暗く見える
・ 光を強くとらえるため、とにかく眩しがる
・ 音や動きがはげしいところではノイズが見える
サングラスが手放せないASDの人って多いらしいですね。
人がガヤガヤしているのが嫌いっていうのも有名ですが、聴覚だけでなく視覚でも刺激が強すぎるなら、そりゃ人ごみは嫌いでしょうし、小学生なら机の下から出てきませんよね。
この機器を開発した研究チームは、ASDの人の感じ方を体感することで、理解や支援につなげてほしいと述べています。うーん。男性に着せる「妊婦体験スーツ」みたいなテイストがしますね。この状態が四六時中であることの苦痛が、うまく伝わればいいんですが。
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